測量・墨出しとは
建物の設計図面を元に、測量機器を用いて現場を測量し、基本・基準となる線を出すことを「墨出し」といいます。墨出しはミリ単位の非常に高い精度を要求される専門技術です。
当社は長い経験と豊富な施工実績のもと、多種多様な施主様のご要望にお応えしております。
作業工程
建設計画位置の測量
建物の位置出しとは新築工事の際に最初に行う測量作業のことで、建物の図面を実際に地面に描き出す作業のことです。
まずは、その土地の境界図面などに基づき現況確認を行います。
その後、配置図面に基づいてトランシットという測量機器を使い、図面を見ながら建物・外構の位置出しを行います。
杭芯出し
杭芯出しとは、建物を水平に保つために、杭の打つ位置に目印を付ける作業のことです。
目印に使うのは、30センチほどの鉄筋と目立つ赤色の幅広ビニールテープです。設計図を元に、実際の地盤に杭の芯を示す水糸を貼っていきます。
鉄筋の頭にひもをくくりつけて、地面に打ち込みます。
基礎墨出し
基礎墨出しとは施工図に基づき、柱・梁などの基準線を原寸大で墨出しする作業のことです。
鉄筋屋さんや大工さんが見やすいように、カラースプレーなどを使い基準線に目印を付けていきます。
仕上げ墨出し
仕上げ墨出しとは、建物の基礎が設置されて建物の構造が進んだ後に行う、壁・階段・ドア・サッシ・タイルなどの内装に関わる部分の墨出し工事です。
さまざまな業者の方が携わるため、細部まで分かりやすい基準線を記すように努めております。